はじめてのSAP Datasphereモデリング : アソシエーションの作成
2023-11-16 07:23:24 Author: blogs.sap.com(查看原文) 阅读量:4 收藏

本ブログでは、SAP Datasphere (以下、「Datasphere」)を使ったモデリングについて解説します。

今回は「ファクトビュー」と「ディメンションビュー」との“関連付け” の操作方法について解説します。

3. ファクトとディメンションの関連付け

「ファクトビュー」と「ディメンションビュー」との”関連付け” を行います。

この「関連付け」の操作は、E/Rモデルを作成して、視覚的にディメンションとファクトの関係を確認しつつ、オブジェクト間を関連付ける「アソシエーション」を定義します。

E/Rモデルの作成

左メニューの「データビルダー」から「E/Rモデル」タブを選択し、「新しいERモデル」をクリックします。

まず、最初にファクトである「受注明細ファクト」ビューをキャンバスにドラック & ドロップします。「受注明細ファクト」ビューのエンティティが表示されました。

続いて1つの目のディメンション、「顧客ディメンション」ビューをキャンバスにドラッグ & ドロップします。「顧客ディメンション」ビューのエンティティが表示されました。

同じ手順で2つの目のディメンション、「製品ディメンション」ビューをキャンバスにドラッグ & ドロップします。「製品ディメンション」ビューのエンティティが表示されました。

続いて、ファクトとディメンションの関連付け(アソシエーションの設定) を行います。

「受注明細ファクト」ビューを選択し、「アソシエーションの作成」ボタンをクリックし、「顧客ディメンション」ビューに対してドラッグ & ドロップします。

ファクトからディメンションに対して、アソシエーションが作成されました。また、顧客ID同士で関連付けられていることがわかります。

ここでの注意点は、アソシエーションの矢印の向きは、「ファクトからディメンション」の方向であることです。

「ファクトからディメンションに”マスターデータ”を参照する」と憶えると理解しやすいかと思います。

同じ手順で、「受注明細ファクト」ビューを選択し、「アソシエーションの作成」ボタンをクリックし、「製品ディメンション」ビューに対してドラッグ & ドロップします。

ファクトからディメンションに対して、アソシエーションが作成されました。また、製品ID同士で関連付けられていることがわかります。

画面右上の「自動レイアウト」ボタンをクリックして、表示を整えます。

「受注明細ファクト」ビューを選択すると、プロパティで「アソシエーション」が設定されていることが確認できます。

このアソシエーションの設定とE/Rモデル(図)を保存して有効化します。

ビジネス名と技術名に任意の名前を付けて、「保存」ボタン、「デプロイ」ボタンの順番でクリックし、有効化します。

参考情報:

「アソシエーションの設定」については、ディメンション数が少ない場合は、「ファクトビューの設定」の中で「ディメンションとの関連付け」を設定することも可能です。

アソシエーションのセクションから「+」ボタンをクリックし、「アソシエーション」を選択します。

「顧客ディメンション」を選択します。

自動的に「CUSTOMERID」列で関連付けされていることが確認できます。

今回は列名とデータ型が同じなので関連付けの設定が自動化されていますが、手動で項目名をドラッグ & ドロップして関連付けを設定することも可能です。

設定ができたら、設定画面上部の「…」 > 「<受注明細ファクト」を選択して、上位の設定画面に戻ります。

受注ファクトと顧客ディメンションの関連付けが追加されました。

それでは、次の手順の「分析モデルの作成 」に進みましょう。

参考 :

はじめてのSAP Datasphere : モデリング (ブログ)

はじめてのSAP Datasphere : モデリングとデータ可視化 (ブログ)

はじめてのSAP Datasphere (ブログ)


文章来源: https://blogs.sap.com/2023/11/15/sap-datasphere-modeling-create-associations/
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